展示会におけるLEDビジョンの活用方法
2024.9.4/その他
皆様は、LEDビジョンを使用して広告や宣伝をしたことはありますか?もしなければ、ご想像していただきたいのは新宿や渋谷のビルに設置されている大型モニターです。太陽の光にも負けない明るさを誇っているのが、LEDビジョンです。LEDビジョンの簡単な説明から、今回は展示会における活用方法をご紹介します!
LEDビジョンとは
1. LEDビジョンの仕組み
LEDビジョンは、「発光ダイオード(LED)」を利用して画像や映像を表示するディスプレイシステムのことです。LEDチップで赤、青、緑の光を発して、その組み合わせでフルカラーの映像を表示しています。
・ピクセルピッチ
ピクセルピッチは、隣り合うLED素子間の距離を指し、一般的にミリメートル単位で表されます。ピクセルピッチが小さいほど、解像度が高くなり、近距離で見ても鮮明な画像が表示されます。屋内用のディスプレイはピッチが小さく(1~4mm)、屋外用は大きくなる(4mm以上)傾向があります。
・モジュールとキャビネット
LEDディスプレイはモジュールと呼ばれる単位で作られ、これらのモジュールを組み合わせて大きなキャビネット(筐体)を構成します。キャビネットを組み合わせることで、さまざまなサイズや形状のスクリーンを作成できます。
・コントローラー
映像や画像を表示するためのデータを処理し、各LEDに正しい信号を送る役割を持つ装置です。コントローラーによって映像がリアルタイムで処理され、スムーズな表示が可能となります。
2.LEDビジョンの種類
LEDビジョンにはいくつかの種類が種類があるので、ご紹介します!
屋外用LEDビジョン
高い輝度を持ち、直射日光の下でも視認性が高いのが特徴です。防水・防塵性能が高く、天候に左右されずに使用できます。屋外広告やスタジアムスクリーンなどでよく使用されます。
渋谷や新宿などのビルに設置されているLEDビジョンのほとんどがこの屋外用のLEDビジョンです。
プロジャクターでは表現できない明るい画面で映像を映すことができます。
屋内用LEDビジョン
室内での使用に最適化されており、屋外用に比べて輝度が低く、ピクセルピッチが小さいのが特徴です。近距離から視聴されることが多いため、非常に高い解像度です。画面の細部まで鮮明で滑らかな映像が表示されることも特徴の1つです。
会議室、劇場、スタジオ、商業施設などで使用されます。
透過型LEDビジョン
透過型LEDビジョンとは光を透過させることができる、特殊な構造をもったLEDディスプレイです。背景が透けて見えるLEDビジョンで、格子状にブラインドのように並んでいるため、パネルそのものに透過性があるのが特徴です。海外ではすでに多くのアパレルショップやブランドショップ、ショールーム、商業施設で使われている最先端のデジタルサイネージと言えます。
キューブ型LEDビジョン
キューブ型LEDビジョンは、複数の面(通常は4面または6面)にLEDパネルを配置しているため、あらゆる方向から視認することができます。この360度の視認性により、観客や通行人がどの方向からでもコンテンツを見ることができ、非常に広い視野を提供します。これにより、展示会場やイベントスペースで人々の注目を引きやすくなります。
床LEDビジョン
他のLEDディスプレイと同様に、床LEDビジョンは高い輝度と解像度を持ち、昼夜を問わず鮮明な映像を投影します。床LEDビジョンは、インタラクティブ機能を備えています。圧力センサーやタッチセンサーを組み込むことで、歩行者の動きに反応して映像やグラフィックを変化させることができます。
LEDビジョンは、高輝度と高いコントラスト比があるので、高い輝度により、屋外の日光の下でもはっきりと見えるため、広告効果が非常に高いことが特徴です。色の鮮やかさとコントラスト比も優れているため、視覚的なインパクトが強い映像を表示できます。また、LEDは長寿命で、約100,000時間以上の使用が可能です。従来のディスプレイ技術に比べてエネルギー消費が少なく、ランニングコストも抑えられます。さまざまなLEDモジュールを組み合わせることで、さまざまなサイズや形状のディスプレイを作ることができ、設置場所や用途に応じて柔軟に対応ができることもLEDビジョンの特徴です。
ただし、LEDビジョンの導入にはいくつか条件があります。
まず第一に導入にはコストがかかります。LEDビジョンを購入する場合はLEDビジョン自体の購入費はもちろん、設置やメンテナンスなどに費用がかかります。そのため、LEDビジョンを購入場合はデジタルサイネージとして広告・宣伝を行い、広告費を回収する場合が多いです。
そして、設置環境が整っている必要があります。電気系統の環境が整っていること。設置場所の環境が整っていること。それによって適正なLEDビジョンの種類や大きさを選ぶ必要があります!
LEDビジョンを展示会で使用するメリットと使用効果!
これまでに説明してきたように、LEDビジョンは視認性があり、展示会のような、企業やブランドが新しい製品やサービスを紹介し、顧客やビジネスパートナーと直接コミュニケーションを取るための場では、目立つことが非常に重要になります。展示会場は明るいので、映像を映し出すためにはLEDの使用が必須となります。そした、LEDビジョンを活用することで、より効果的なプレゼンテーションやプロモーションが可能になります。
LEDビジョンは高輝度で視認性が高く、遠くからでもはっきりと見えるため、来場者の注意を引きやすいです。動的な映像や鮮やかなグラフィックスを表示することで、ブースに足を止めてもらう確率が高まります!
LEDビジョンは映像を映し出すことができるので、静的なポスターやパンフレットでは表現できない、動的でインパクトのあるプレゼンテーションや広告が可能です。映像、アニメーション、スライドショーなどを使用して、製品やサービスの特徴を効果的に伝えることができるのも特徴です。
展示会の期間は数日間あるので期間中、製品のデモやプレゼンテーション内容を随時変更したい場合にも即対応ができます。たとえば、異なるターゲットオーディエンスに合わせてメッセージを変更したり、新製品情報をリアルタイムで表示することができます。これにより、来場者に対して常に最新の情報を提供できます。
展示会ので使用する場合のデメリット
1. 初期導入コストが高い
LEDビジョンの初期導入コストは高く、予算を考慮する必要があります。特に大型の高解像度ディスプレイになるほど、コストが増加します。
2. 設置および撤去が複雑
大型のLEDビジョンは設置および撤去に専門的な技術が必要で、時間と労力がかかる場合があります。また、設置のために適切な電源やインフラの準備が必要です。
3. 視距離に制約がある場合がある
ピクセルピッチが大きい場合、近距離で見ると画質が粗く見えることがあります。展示会ではブースの設計に応じた適切なピクセルピッチを選ぶ必要があります。
LEDビジョンはやはり導入のコストが高いことが懸念されます。購入の場合は設置や設備を準備する必要もあるので、かなり時間もかかってしまします。
そこでおすすめなのは、LEDビジョンのレンタルです。弊社ではLEDビジョンのレンタルもご対応しております。お客様のご要望に合わせて、設置から撤去まで一括してお受けいたします!
レンタルであれば、費用も抑えて、その後のメンテナンスなども必要がありません!
自社で広告したい映像やアニメーションがある企業様には展示会でのLEDビジョンの使用がとってもおすすめです!!
LEDビジョンを展示会で使用する活用方法についてのまとめ
1. 高い視認性で注目を集める
高輝度で鮮明な映像を表示できるため、展示会場内でひときわ目立ち、遠くからでも来場者の目を引くことができます。
2. 動的でインパクトのあるプレゼンテーション
動画やアニメーション、鮮やかなグラフィックスを表示できるため、視覚的なインパクトを強調し、製品やサービスの魅力を効果的に伝えられます。
3. 柔軟なコンテンツ更新
展示会の期間中にコンテンツをリアルタイムで更新できるため、来場者の反応やニーズに合わせて最適な情報を提供できます。
3. レンタルのLEDビジョンで費用も削減!
購入に比べて、初期投資の費用がかからず、設置や撤去も専門のスタッフが対応するので、安心して使用でき、一度きりのイベントや短期間のプロモーション活動において、レンタルLEDビジョンは効果的でコスト効率の良い施策です!
TRUSNEXの料金表について
各サービスの具体的な料金については、専用の料金表ページで詳しくご案内しております。
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